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DSMという診断基準。

一人の人を、どの医師が診断しても、同じように診断がなされることを目的として作られたのが、うつ病を含む、あらゆる精神疾患の診断基準を定めた「DSM」というものが導入されました。DSMは、研究が進み、新しい分類が作られれば、随時改訂されることを前提に導入され、現在は「DSM-Iw-TR」が使われています。
うつ病に関しては、このDSMの導入を機に、それまでのさまざまな病名を一掃し(引っ越しうつ病、荷下ろしうつ病、etc.)、一定の症状がそろっていて、抗うつ薬が効きそうな程度に重症なうつ病を、「大うつ病と呼ぶことになりました。うつ病の抑うつ症状は、誰もがロごろ経験する憂うつ感と似たようなところがあります。
明確な基準がなければ、どこまでが日常的な憂うつ感で、どこからがうつ病による抑うつ症状かの判断に、精神科医によって違いが出る可能性もあります。
DSM導入以前よりも、一定の診断ができるようになり、うつ病の研究は進みました。しかし、以前より多くの人がうつ病と診断されるようになり、「こういう人も本当にうつ病なのだろうか?」といった、世間一般のうつ病イメージの混乱の端緒ともなったのです。
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